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これまでの投稿で、中医学から生まれた食養生である「薬膳」の基本となる考え方に、
✅食物は「五味五性(ごみごせい)」および「五色(ごしき)」に分類されること
※5つの味と性質・色のこと
✅ヒトの身体の様々な機能は「五臓六腑」に分類されること
✅食物の「五味五性」や「五色」は「五臓六腑」に働きかける作用があること
をご紹介しました。
実はこれらの基本となる考え方のほかに、薬膳で忘れてはならない五つの分類「五季(ごき)」があります。
五季を知ると、1年を通して健やかに過ごすための様々な薬膳料理を実践できるようになります。
この投稿では、
✅五季とは何か
✅五季と「五臓六腑」・「五味」・「五色」の関係性
✅なぜ五季を知ると、1年を通して健やかに過ごすための薬膳料理を実践できるようになるのか?
についてご紹介していきます🤗
関連記事①(☞【薬膳の基本】食物の五味五性を知る)
関連記事②(☞【薬膳の基本】五味は五臓六腑に働きかける)
関連記事③(☞【薬膳の基本】五色(ごしき)を食べる)
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五季(ごき)は季節の五行説
五季(ごき)とは、季節を春・夏・長夏(梅雨)・秋・冬の5つに分類したものです。
万物は陰と陽、木・火・土・金・水の5つの基本要素から成り立っている、と考える古代中国の自然哲学である陰陽五行説。
五行説では、季節を春・夏・長夏(梅雨)・秋・冬の5つに分類しています。
よく「日本には四季がある」といいますが、薬膳のルーツである陰陽五行説では春夏秋冬に長夏が加わり、1年を5つの季節と捉えているのです。
関連記事(☞【陰陽五行説を知る】心がふわりと和らいだ話)
五季はいつからいつまで?
五季では立春・立夏・立秋・立冬を境に、梅雨が加わり、春・夏・長夏(梅雨)・秋・冬の5つに季節を分類します。
春:立春2月4日頃~立夏前5月4日頃まで
夏:立夏5月5日頃~立秋前8月6日頃まで
長夏(梅雨):6月初め~7月梅雨明け頃まで
秋:立秋8月7日頃~立冬前11月6日頃まで
冬:立冬11月7日頃~立春前2月3日頃まで
季節の区切りである立春・立夏・立秋・立冬は、太陽の周りを1周する軌道をもとにした「二十四節気」により定められているため、その年により日付が前後します。
中国では夏の終わりから秋にかけての長雨の季節を長夏と捉えるそうですが、日本では気候風土に合わせて梅雨時に置き換えるのが一般的な考え方です。
五行説(木・火・土・金・水)における五季の属性

過去の投稿で、五臓六腑と五味・五色を木・火・土・金・水の五行説に配当したこちらの図をご紹介しました。
五季も五行説にもとづく分類ですから、「春・夏・長夏(梅雨)・秋・冬」それぞれの季節は木・火・土・金・水の五行に属します。

春は木:肝・胆、酸味、緑と同じ属性です。
冬ごもりをしていた生物が活動を始め、木々が芽吹く季節です🌱
夏は火:心・小腸、苦味、赤と同じ属性です。
太陽が照り付け気温が上がり、陽の気がもっとも高まる季節です🌞
長夏(梅雨)は土:脾・胃、甘味、黄と同じ属性です。
雨が多く湿度が高い季節ですが、長雨は作物が実る土壌を育ててくれます☔
秋は金:肺・大腸、辛味、白と同じ属性です。
木々が紅葉し、穀物が黄金に色づく、実りの季節です🍁
冬は水:腎・膀胱、鹹味、黒と同じ属性です。
霜が降り、氷が張る寒い日が続きますが、生命はやがて来る春をじっと待ちます❄️
こんな風に思いを馳せると、季節も例外なく五行説の木・火・土・金・水から成り立っているのを実感します🥹
古代の先人たちも現代のワタシ達と同じように季節の移ろいを感じていたのでしょうか😌
五季(ごき)は五臓六腑に影響する

ヒトたるもの自然界の一部
万物は陰と陽、木・火・土・金・水の5つの基本要素から成り立っている、と考える古代中国の自然哲学である陰陽五行説。
陰陽五行説ではワタシ達人間も自然界の一部であり、自然界の影響を受けていると考えられています。
五行は、互いに相生したり相克しながらバランスを保っています。
このどれかが過剰だったり足りないと、バランスが崩れてしまいます。
ワタシ達の身体・すなわち五臓六腑も、少なからず「春・夏・長夏(梅雨)・秋・冬」の五季から影響を受けているのです。
五季に応じた食養生を知る

五行(木・火・土・金・水)に属する五季と五臓六腑・五味・五色の関係性は、1年を通して健やかに過ごすための薬膳料理の大切なポイントになります。
例えば、、、
上の五行図の「春」をご覧ください。
✅春は五行の木、すなわち五臓六腑の肝・胆、酸味、緑と同じ属性です。
☟
✅春は、肝・胆が影響を受けやすい季節と言われています。
☟
✅肝・胆に作用する五味は酸味です。
☟
✅肝・胆のバランスを整えるため、酸味の食材を意識して摂るのがおすすめ
というように考えます。
✅五色では緑の食材が気を補うとされています。
ただし、、、
酸味の一味だけに偏るのはバランスが崩れますから、肝・胆と相生関係にある心・小腸を補う苦味の食材と、相克関係にある脾・胃を補う甘味の食材を加えると、「酸+苦+甘」の三味の法則が成り立ちます。
具体的には、いつも食べている納豆ご飯(甘味)に旬の山菜(タケノコ等)をおかずに取り入れ、食後に甘夏みかんなどの柑橘類を食べるだけでも「酸+苦+甘」の三味が完成しますね。(なんとも家庭的な食養生😂)
旬の春ワカメとキュウリの酢の物なども、酸味と緑の食材を取り入れられていいと思います👌

このように、五行図での五季と五臓六腑・五味・五色の関係性を知ると、季節に応じた薬膳料理を自分で思案できるようになるのです✨
五季に応じた薬膳のススメ

五季に応じた薬膳をビギナーさんにおススメする理由
ワタシが五季に応じた薬膳をおススメしたい理由は、

ビギナーさんでも簡単に作れる!
からです😆
五行図を参考にすれば、五季に応じた薬膳料理を、ビギナーさんでも比較的簡単に取り入れられます♪
体質は人それぞれ違い、見極めるのは東洋医学の専門分野でもあり、ワタシのような薬膳ビギナーにとっては難しいことも多いです。
一方で、五季が身体に与える影響は、自分だけでなく家族や友人にも共通することが多いです。
スーパーに並んでいた食材で何気なく作った晩ご飯が、実は五季に応じた素晴らしい薬膳料理だった!なんていうこともあります🤭
薬膳には、薬のような不正解(禁忌)はないですし、人それぞれに何通りもの発想があっていいものだと思っています。
いろんな経験を積み重ねて、今よりもっと豊かな発想を手に入れたい、と思うすももです🥹
五季に応じた薬膳で自然と調和する
ワタシが薬膳を学びたいと思ったきっかけは、

「好きだから」とか「食べたいから」という理由だけでなく、食材の特性や効能を活かして、体質や体調に合った食事選びができるようになりたい!
でした。
ワタシの場合、年齢とともに身体との付き合いも長くなり🫢、季節の変化でどんなふうに体調を崩しやすいか、なんとなく分かるようになってきました。
具体的には春先の花粉症や秋の空咳、台風の季節の頭痛やめまいなどです。
毎年同じ不調があらわれると分かっているのに、今までは症状が出てから市販の薬を飲んだり、寝込んで休むといった対処しかできませんでした😵💫
ですが「薬膳」という食養生の考え方と出会ってからは、恒例行事のようにやってくる季節の不調に備えて、自分であれこれ工夫をするようになりました。
薬膳や東洋医学と言われる「未病」を防ぐものは、「そういえば今年は少し症状が楽な気がする・・??」という穏やかな効果を感じます。
症状があらわれてから薬を飲んで「治った!」と感じるのとは異なり、それが「絶対に薬膳のおかげだ!」と、すぐには実感できないものです。
ですが続けていれば、「そういえば花粉症が出なくなった!」「ぜんそくが治った!」と確信できる日が来るかもしれません。
劇的効果はなくても、どう対処していいか分からなかった季節の不調を、薬膳で予防したり軽減する手立てを知れたことは、今のワタシにとって、「お守り」のような心強い味方になってくれています。
ワタシ達ヒトも自然界の一部。
季節の食材を身体に摂り入れるということは、自然界との調和なのかもしれません。
五季に応じた薬膳を暮らしに取り入れ、願わくば365日健やかに過ごしたいものです😌
春・夏・長夏(梅雨)・秋・冬それぞれの特性や、五季がワタシ達の身体にどんな影響を与えるかについては、季節ごとに分けて整理していきたいと思います✏
最後までご覧いただきありがとうございました💖
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