【薬膳の基本】五色(ごしき)を食べる

薬膳
この記事は約6分で読めます。

これまでの投稿で、

①食物は五味五性に分類される

②五味は五臓六腑に働きかける

という薬膳の基本となる考え方をご紹介しました。

関連記事①(☞【薬膳の基本】食物の五味五性を知る

関連記事②(☞【薬膳の基本】五味は五臓六腑に働きかける

ここでは薬膳の基本となる3つ目の考え方、食物の五色(ごしき)についてご紹介します。

関連記事の①でお伝えした、「五味五性で食材を選ぶこと」

関連記事の②でお伝えした、「体調や体質に合わせて五味を選ぶこと」

どちらも毎日の食卓に薬膳を取り入れるための大切なポイントですが、もっと簡単にゆる薬膳ライフを送りたい!という方には、今回ご紹介する「五色を食べる」方法がおススメです♪

薬膳に興味がない方でも、難しいこと抜きに、バランスの取れた食生活を送るヒントになると思いますので、ぜひ大切なご家族や友人にもシェアしてみてください🤗

五色(ごしき)とは?

五色は色の五行説

古代中国の自然哲学である陰陽五行説。

五色(ごしき)とは、五行説にもとづき色を緑🟢・赤🔴・黄🟡・白⚪・黒⚫の5つに分類したものです。

緑・赤・黄・白・黒の五色は、五行説の木火土金水(もっかどこんすい)に当てはめられます。

五行
五色
五行と五色の関係

古代中国から日本へ伝わる際に、五色のうち黒は紫へ、緑は青へ変化したとも言われています。

今に受け継がれる五色の世界

江島神社の五色布

先日、ワタシにとってのパワースポットである江島神社へお参りにいった時のことです。

境内には七夕祭のお飾りがされていました。

あらためて見ると、このお飾りも五行説の「五色」を表したものなんですね。「五色布」とか「五色幕」と言われるそうで、各地の神社の祭事などで見かけたことがある方もいらっしゃると思います。

中国から伝わった陰陽五行説の色の世界は、今日に受け継がれ、ワタシ達の身近に存在しているのですね🎋

~薬膳の基本~五色(ごしき)とは?

薬膳の五色とは食材の色のこと

薬膳における「五色」とは、「緑」「赤」「黄」「白」「黒」の五色に食材を分類すること

薬膳は、古代中国の自然哲学である「陰陽五行説」から生まれた食養生の考え方です。

緑🟢・赤🔴・黄🟡・白⚪・黒⚫の五色を食事にバランスよく取り入れることで、身体を健やかに整える効果があると考えられています。

五色が身体に働きかける作用

「五味五性」が身体に働きかけるように、「五色」にも身体に働きかける作用があります。

「五色」は、中医学でヒトの生命を構成する3つの要素と言われる「気・血・水」のうち、「気」に働きかけると言われています。

「気」とは、ヒトの身体を動かすエネルギー、原動力のことです。

「緑」「赤」「黄」「白」「黒」それぞれの色の主な作用と、代表的な食材を一覧表にまとめてみました。

五行五色身体に働きかける主な作用主な食材例
🟢緊張を和らげ、リラックスする効果。
伸び伸びとした解放感をもたらす。
ほうれん草・小松菜・ブロッコリー

🔴
活力が湧く。
元気ハツラツになる。
トマト・まぐろ・赤身の肉

🟡
明るく前向きな気分になる。
気力が湧き、行動力を引き出す。
かぼちゃ・味噌・柑橘類

気持ちをリセットする効果。
スッキリとしたクリアーな気持ちになる。
白米・豆腐・乳製品

心を鎮める効果。
ホルモンバランスによる感情の起伏を落ち着かせる。
黒ゴマ・海藻類・ごぼう
五色の主な作用と食材例

「☞【薬膳の基本】食物の五味五性を知る」の中で、やたら酸っぱい物を食べたい時は、肝の働きを助けて欲しい、という身体のサインかもしれない😶と、お話をしました。

同様に五色のうち、やたら真っ赤なトマトに惹かれる、白い冷ややっこが美味しそうに見える・・・、そんな時は身体がその色の「気」を求めているのかもしれません。

また、「食事は味だけでなく、目で見て楽しむもの」という言葉がありますが、色とりどりの食材が並ぶ食卓は華やかで、心も満たされます。

食材の五色は、知らぬ間にもワタシ達の「気」を満たしてくれていたのですね🥹

~ゆる薬膳のススメ~毎日の食事に彩(いろどり)を

ここまで、

✅薬膳の五色とは緑🟢・赤🔴・黄🟡・白⚪・黒⚫食材の色分けであること

✅五色の食材をバランスよく摂ると、身体を健やかに整える効果があること

✅五色は「気」に働きかける作用があること

の3点をご紹介しました。

わらび
わらび

それは分かったけど、毎日五色の食材を食べるなんて、思ったほど簡単じゃないニャ!

わらびちゃんと同じことを思った方もいるかもしれません😂

忙しい日のランチタイムや、疲れて帰宅した日の晩ご飯、わざわざ冷蔵庫から「緑」「赤」「黄」「白」「黒」の食材を選んで料理をするなんて、考えただけで疲れてしまいますね・・・😅

すもも
すもも

わらびちゃん、大丈夫!

ワタシ達の身近には、五色を簡単に摂れる食事が意外とあるんだよ♪

ですが、ワタシ達の身近にあるコンビニ弁当や常備菜でも、実は意外と五色の食事は再現可能なんです🤩

例えば・・・

のり弁当です!!白いご飯(白)に海苔(黒)を敷く、アレです(笑)

スーパーやコンビニでも比較的リーズナブルに購入できますね。

おかずに卵焼き(黄)とほうれん草のおひたし(緑)・焼き鮭(赤)があれば、実は五色は補えていますよ👌ミニトマトや梅干しなどの赤い食材が添えてあると、さらにパワーをもらえそうです💖

また、例えば・・・

キムチです!!白菜を唐辛子や薬味で漬け込んだ、アレです(笑)

白菜は緑・黄・白を網羅し、唐辛子は赤、イカの塩辛や魚介を中心としたダシは黒を補います。にんじん(赤)や白ごま(白)が加わると、より豊かな五色になります。

キムチは我が家の冷蔵庫によく常備されていて、疲れた日は納豆とキムチだけで晩ご飯を済ませてしまうこともあるのですが、そんな日もしっかり五色を補えていると思うと心強いです💪

ファミレスや居酒屋で外食をする時も、ゲーム感覚で五色のメニューをチョイスするのも楽しそうですね。

キット●ットとコ●・コーラで赤を補ったよ✌️なんて言うのは、ナシですが😂

こんな風に毎日の食事に五色の彩(いろどり)を、手軽にゆる薬膳を取り入れてみるのはいかがでしょうか。

きっと、「気力」が湧いてくると思います✨

【まとめ】ひと目で分かる、五色と五味・五臓六腑の配当図

五色と五味・五臓六腑の配当図

【薬膳の基本】五味は五臓六腑に働きかけるの中でご紹介した、五味と五臓六腑の相克・相性関係を整理したこちらの配当図。

実は五味・五臓六腑それぞれの円の色が緑🟢・赤🔴・黄🟡・白⚪・黒⚫の五色になっていたんです🤭

また、この投稿では主に五色が「気」に働きかける作用があることをご紹介しましたが、中医学では五色の食材も五臓六腑に働きかける作用があると考えられています。

配当図では、五色と五臓六腑の関係も見て取ることができます。

薬膳ビギナーのワタシにとって、今ではこの配当図が、とても重宝しています。

五味五性と五臓六腑を意識してしっかり自炊をしたい日も、簡単な食事で済ませたい日も、配当図が「今日なに食べよう?」のヒントになってくれているのです💡

五色とは、「緑」「赤」「黄」「白」「黒」の食材の色分けのことである

✅毎日の食事で五味五性を考えるのは大変!

✅食事はなるべく簡単に済ませたい!

そんな方は緑🟢・赤🔴・黄🟡・白⚪・黒⚫の「五色をバランスよく食べる」ことをほんの少しだけ意識して、毎日に彩を添えてみてはいかがでしょうか💐

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